日進月歩なHTML

HTMLとかCSSとかまあ、W3Cで規格(というかDOM)を作ってる訳ですが、これほど日進月歩なものって無いですよね。私がホームページの宣伝始めた頃は、「HPって何?へるすぽいんと?ひっとぽいんと?」と真顔で言われたし。
イベント会場でノートパソコン持っていて実演しても、「これゲーム?」とか言われて見てくのはその手の男性ばかりだったし…
参考資料もなかったしなあ。ノートパソコンも重かったし…
それが、ちょっと前はブログってなに?って言われたのが、今は誰でも当たり前にブロガーだし…
最近は本屋でもインターネットとかってコーナーも(ネットワーク技術のコーナーの他に)あるくらいだしね。
世の中ってすごいなあ…
MTの英語マニュアル片手に格闘した昔が懐かしいです…
というわけで、本当に日進月歩。
あっという間に技術が過去のものになって行くこの世界です。
流石に10年以上前に購入したHTMLハンドブックiconでは、もう基本タグ以外は役立たずに。ついでに最新スタイルシート辞典iconも全然最新じゃなくて載っていないタグやらもあったりして…トホホ
しょうがないので、オンラインでリファレンス閲覧したりしてましたが、いい加減それも不便なので、ついに諦めて急遽購入したのが以下の二冊。

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HTMLポケットリファレンス(改訂第5版)
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ケータイHTMLコンパクトリファレンス
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両方とも2006年発行あるいは改訂のもでした。
これでとりあえず1年位は安心?あせあせ(飛び散る汗)
ケータイの方は、いまW3Cで策定中のCompactHTMLを基準にしたものらしいですが、これも今後多いに変動しそうな感じ。
当然HTMLもXHTMLをにらんでというか、Web2.0にらんで変動して行きそうだし…JavaScriptもCSSも然り。
Vistaとか出てくるときっとMSがなんかちゃちゃいれそうだし…
油断出来ません。


HTMLと言ってもスクリプトなわけで、要するに書いてる人毎に特徴とか出てくる訳ですね。
ついでにその「書き方」とか「流儀」とかにも所謂流行があったりするわけです。
ちょっと前はテーブル大流行りで、テーブル作ってレイアウト作るのがもてはやされてましたが、HTML的には、というかブラウザのエンジン的には、このテーブルというのは非常に厄介であまり勧められた物ではないのですね。
かなり大昔から「テーブルタグの多用は避けましょう」と言われてましたが、実際にはここ最近までは(今でも)テーブルタグを多用したサイトが多く見かけられます。
ついでにフレームも流行ですね。
この二つを多用したページが格好良いというか、主流でした。
(この当たりには恐らくサイト作成アプリが書き出すスクリプトがそうだっていう大きな理由もあるんでしょうけど)
が、ここ最近になって若干変わって来た模様。
CSSとかXHTMLとかが徐々に浸透してきて、ようやくテーブルタグを本来の用途以外では滅多に使っていないサイトが多くなってきました。一つには、PHPを利用したCMSとかが多くなって来たって言うのもあるでしょう。CMSではテーブルタグを使わず、CSS+HTML+JSでページ書き出されてますから。
「アクセサビリティ」という言葉がありますが、これを意識して、ついでにどんなブラウザでもとりあえず内容はきちんと見えるように作りましょう、というもので、それをチェックするアプリ(富士通のWebInspector)とかサイト(HTML-lintとかW3C Validator(日本語コメント入れるとはじかれる場合アリ)とかCSS Validatorがあります。
ここでのチェックが通るものができると、「とりあえず文法的にはまあまあ」というページと言うことになります。一つの指針ですが、大抵のブラウザで正しく見れるでしょうという目安みたいなものなので、サイト作る方はここを参考にしてみるととっても勉強になります。
プログラムってバグ取りで勉強してくもんじゃないですか、それと同じでこれらのチェックで吐き出される警告とかを見て、修正して行くと、とっても勉強になります。
ちなみに、FireFoxでもエラー表示してくれますが、これはすっごく甘いチェックしかしてないので、極々基本的なエラーチェックにしか使えません。
是非、上記サイトでのチェックをしていく事を習慣づけして下さい!
(これが広まる事でIEでしか見れねえよ、っていうページがなくなると思います。それによってより多くのブラウザが出来てくると思うし、それって一般ユーザーにもすごく親切でありがたい事だと思うので!)

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