適当に選択してリストしてみました。
実際にはもっと買ってます。
でも、最近、BL本買ってないや…。ジュブナイルも一時期より減ったなあ。
彩雲国物語と、ちっと面白かったホワイトハート文庫の続編くらい。
所詮ジュブナイルなので、まあ、そんなもんでしょう。心にこう響く本って、無いなあ…。
ファンタジーで読んだのは、
・七王国の玉座
シリーズ物で4まで出たのかな。ファンタジーっていうより今のところ歴史小説っぽい感じですね。古代英国くらいの感覚。ま、勢いあって、そこそこ読めます。
・眠れる女王
私のお気に入りの結構上位に入ってるエディングスが、ベルガリアード、マロリオンの次に書いた「エレニア記」というシリーズ。かなり前に書かれていたんだけど、ようやく翻訳されることになった模様。実は続編まで原書で持っていたりして…
最近、エディングスの本が立て続けに改訂されたのにあわせて、出版された模様。
表紙見て、「ああ、早川もついにジュブナイル路線に…」と思ったです。字もでかくなったしねえ…。
今のところ、おっさん達が奮闘してるだけなので、花もなく、ビジュアル的にもそれほど面白くもなし。結構単調かな。まあ、それでも随所にエディングス調が織り込まれてます。でも、ちょっと会話の軽妙さがずれて翻訳されているかな…。
現在2巻まで出ていて、平行して、続編の「タムール記」も出版される模様。こちらは違う人が翻訳するみたいですので、違いを味わうのも良いかも。<イケズな楽しみ方とも言う
別の意味で面白かったのは、新書関係。
・あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書
先日も友人と話をしたのですが、近代史って日本の場合、ある意味、『禁域』みたいなところがあって、わざと社会科の授業でも教科書の最後まで行かずに日清戦争辺りで年度の終了、みたいなところありますよね。中学校でも高校でも。これって、教師の怠慢以外のなにものでもないんですけど、日本全国どこでも同じ状況なんじゃないかと…。
一体、社会科の教師の教育計画ってどうなってるんだろうか?ひょっとしてわざとなのか?(いや、間違いなくわざとでしょう)
そんな状況で何十ページも『日帝』に蹂躙された時代をそれこそ小学校から只管教え込んでる隣近所の某国々とまともに議論なんかできるわけないですよね。
良きにしろ、悪きにしろ…。知らない事を論ぜられても、実感わかないし、「そんな昔の事今更言われたって」って事になるの当たり前。でも、それって、それで良いの?
いつまでも意思の疎通っていうか、議論の土台となる知識がなけりゃ、どうしようもないでしょう。歴史って言うのは、国家政策の一部としてそれこそ大昔から使われて来た重要な問題なので、国によって『歴史認識』が違うのって当たり前。
でも、どこがどう違うのかって言うのは、そもそもその事実(あるいは事実が無かった事実)を知らなくてはそもそもはじまらないと思う。
相手の言う事を唯鵜呑みにするのは単なるバカのすることだけど、知らないのはもっと罪深い事なんじゃないでしょうかね。それをどう解釈するのかは、その人なりの認識ってことで。
そういう意味では、この本はちょっと偏っていたけど、まあ面白かったです。
もっと極論に走った本とかが多い中、わりと冷静。なので、読んで損は無いと思います。
・日本の国境
これとあわせて読むと、更に面白いです。
ホント、歴史って、『国家政策』ですよね。
そしてその人それぞれの人生でもある。まあ、人間の交流と生き様から生まれるのが歴史なので、当然かもしれませんけど。そこが歴史の面白みなのでしょうね。どの視点からその歴史的事象をとらえるかによって千変万化する。万華鏡によく例えられますけど、その通りですね。
他にこれから読もうと積ん読になってるのが、
・国家の品格
・人は見た目が9割
・日経・経済記事の読み方 2006年版
なんか、未読がいっぱいあるなあ…。
通勤電車での読書時間がなくなったので、読書時間がめちゃくちゃ無くなりました。
なんせ、一番長く乗ってる区間で15分ですから(前は一時間半)
その分、病院の待合室で本読んでる私…。
それもどうよ、と思うけど、それが現実なので(^^;)
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