まず、おさらい。
単にWMP形式の場合は、Microsoft Windows Media:Windows Media(R) Components for QuickTimeここからコンポーネントをDLすればQuickTmeで見れる。
ただし、コレだkではDRM保護付きのコンテンツは見れない。
(ちなみにGyaoとかYahooとかはDRM保護付きなので、見れない。YouTubeや一部のWMPは見れる)
そこで、次なる手は、技術文書
[WMP] Windows Media Player for Mac OS X で DRM コンテンツが再生できない
Microsoft Windows Media : Windows Media DRM に関してよく寄せられる質問
こちらです。
ここで注目すべきは、ここ(ここから引用です)
———————————
4.5Windows Media DRM はどのようなオペレーティング システムで使用できますか。
Windows Media DRM のランタイム クライアントは、いくつかのオペレーティング システムでサポートされています。バージョン 1 とバージョン 7.x/9 のどちらがサポートされるかは、オペレーティング システムによって異なります。バージョン 1 ライセンスは Microsoft Windows(R) 95 などの多くのオペレーティング システムで採用されていますが、ライセンス モデルの制限など機能が限られており、セキュリティもそれほど高くはありません。一方、バージョン 7.x および 9 ライセンスは新しいオペレーティング システムでのみ使用できますが、柔軟性とセキュリティが高くなっています。
ランタイム クライアントでどちらのライセンスを取得できるかに関係なく、Windows Media Rights Manager 9 シリーズではバージョン 1、バージョン 7.x、バージョン 9 のいずれのフォーマットでもライセンスを発行でき、あらゆるオペレーティング システムで動作するすべてのランタイム クライアントに適用できます。
オペレーティング システム | サポートされる Windows Media Player | サポートされる Windows Media DRM のライセンス |
---|---|---|
Windows95 | Windows Media Player 6.4 | バージョン 1 ライセンス |
WindowsNTServer 4.0 | Windows Media Player 6.4 | バージョン 1 ライセンス |
Windows98SE | Windows Media Player 7.1、9 シリーズ | バージョン 1、7.x、9 ライセンス |
Windows2000 | Windows Media Player 7.1、9 シリーズ | バージョン 1、7.x、9 ライセンス |
WindowsMe | Windows Media Player 7.1、9 シリーズ | バージョン 7.x、9 ライセンス |
WindowsXP | Windows Media Player 7.1、9 シリーズ | バージョン 7.x、9 ライセンス |
MacOS8.5 | Windows Media Player 7.01 for Mac | バージョン 1 ライセンス |
————————-
これですね。が!このWMP7.01の動作環境はご覧の通りMacOS8.5…
要するにClassic環境でもなく、以前のPowerPCマシンでMacOS8.5が必要となるわけですね。そこで、古い環境でテストしてみようと思いましたです。
うまくいけば、VNCとかでリモートできるかも?
Microsoft Windows Media:Windows Media ホーム
とりあえず、ここの内容を熟読していけば、なんか分かる、かも?
と思いましたが、はたと気がつく。それ以前に今時MacOS8なんて入ってるマシンあるのか?Classicだって、MacOS9ですよ…。そもそもIntelMacには入らないのでは?
ググって見ても、同じ情報ばっかりっていうか、「要するに無理!」っていうDRMの壁の高さを思い知らせられる情報ばっかりなので。
ちなみに、Flash形式のビデオは見れる。あとGoogleも対応したらしい。
でも、相変わらずGyaoはダメ。そんなにお前、マカーが嫌いか?と喚いてついでにUSENの前で座り込みとかしたくなります。
鼻を明かしてやりたい~凸(▼。▼)/~~~
まあ、実際にはiTuneで使われている楽曲フォーマットも解放されていない訳で、一応iPodのみ対応ってことで、あちこちから独占禁止法とかで訴えられてるわけだから、MSの戦略を攻める訳には行かないと思うけど…。
iTMSの楽曲をiPod以外でも演奏できるようにすれば、MSの対応も変わるのかなあ…
とはいえ、iTMSはWindowsでも支障なく再生できるQuickTimeを使ってる訳だからねえ。WindowsMediaPlayerのMac版開発停止は、明らかに掟破りでしょう。
「無料のコンテンツ見たけりゃ、Windows買え!」と言ってるのと同義だからね。
(しかも、BootCampを使えば、IntelMacではWindowsは走る。あるいはIntelMacでなくてもVirtualPC使えば、Windowsは走る訳だから…。いずれも、MS商品購買推進計画に乗っ取ってるんでしょうね)
ちなみに、映像の世界ではMacも結構ポピュラーに使われているのに、何故配布形式はこうなるのか?というのでしょうか?
・Adobeのビデオ編集ソフトが、FinalCutの発表に伴い、開発停止された。
・DRMファイル形式は、保護が厳しく定められる(破れにくい。iTMSは既に破られまくり)
・画像データの可逆圧縮率が高い
という理由があるそうですが、納得できないっす。
<参考資料>
Mac で Windows Media Video を再生させる方法 – IT’s my business [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
ITmedia News:Google VideoのDRM付きコンテンツがMacで視聴可能に
ちゅうわけで、あきらめきれないワタクシ。一つ挑戦(というか確認)してみようと思います。
っていうか、その前にLeopardで対応してくんないか知らん…